2016.3.4 北部中学校卒業式
- 公開日
- 2016/03/04
- 更新日
- 2016/03/04
校長室から
今日は、北部中学校の卒業式に招待されたので、参列しました。外は春の陽気に包まれ、まさに、天も祝福しているかのようです。
式は、厳粛で整然とした雰囲気の中で執り行われ、その凛とした雰囲気は、とても清々しいものでした。
そして、卒業生代表生徒の答辞がとても素晴らしく、卒業生のみならず、多くの来賓の方々が、ハンカチをにぎり、目頭をおさえてみえました。
北部中学校での素晴らしい3年間があったからこそ語れる答辞だったと思います。
そんな指導を重ねて来られた松浦校長先生をはじめとする教職員の皆様、そして、ご家族の皆様に敬意を表します。
また、送辞・答辞に続く合唱は、卒業生・在校生ともに、とてもしっかりしたハーモニーを聴くことができ、またまた、感動をしていました。
印象的だったのは、在校生が歌う合唱曲「COSMOS」を、卒業生が在校生側に回れ右をして聴いているのですが、ほほに光るものが伝う卒業生が何人もいたこと。曲中には「僕らはひとつ みんなみんな」というフレーズがありますが、そんなところは感じるところがあるように思います。
そして、卒業生が歌う「仰げば尊し」。笑顔で、しかし、こみ上げてくるものを抑えられずに歌声がふるえていた指揮者に、歌う卒業生も涙を拭く場面がありました。見ているこちらも胸が熱くなりました。
「爽」「潔」「判」「実」「感」の5文字を大切にしてきた卒業生と言います。そんな一端を見ることができたように思いました。
式後は、今後、古北っ子が、北中を旅立つ日に、今日のような卒業式を代々続けてくれるといいな、と思いながら、さわやかな気持ちで、会場を後にしました。
いい式にお招きいただき、ありがとうございました。