2016.3.21 トップアスリートの口
- 公開日
- 2016/03/21
- 更新日
- 2016/03/21
校長室から
3月10日付の「教育新聞」に「トップアスリートの口」と題して、日本大学歯学部医療人間科学教室教授である尾崎哲則医学博士の興味深い記事が掲載されていたので、その一部を引用させていただきます。
(以下、線内が引用)
(前略)先日、トップアスリートの訪問を受けたことのある小学校で、5年生を対象とした「トップアスリートは、どのような生活をしているのだろうか」というテーマで、学活の時間を用いた授業がありました。
児童からのいろいろな意見を聞きながら、教師が用意したいろいろな資料を見せていくと、「基本的に、かなり節制した生活をしている」と、みえてきたようでした。
具体的なものとして、早寝・早起きが基本である。好き嫌いなく3食をよくかんで食べるなどがでてきました。
(中略)児童が導いたのは、「むし歯のない歯でしっかりかみ締めることができないと、力は出ない」でした。そのためには、規則正しい生活習慣を守ることや歯を大事にするなどが出てきました。
トップアスリートは特別な人であるけれど、日常生活は誰もがしている習慣を、よりしっかりと行っている人たちだと気づいたようでした。(後略)
文中の「規則正しい生活習慣を守ること」という部分が印象的です。「当たり前のことをきちんとする」という、まさに本校が掲げる「ABCを大切に」した日常の習慣が身に付いているからこそ、第一線で活躍できるパフォーマンスが発揮できるということでしょう。
小さなことの積み重ねが、大きな結果につながります。よい習慣が身に付いていれば「良い結果」に、よくない習慣が身に付いていれば「良くない結果」につながると言っても、過言ではないでしょう。
改めて、日常生活での「ABC」も大切であることを確認しました。
古北っ子の皆さん、「早寝・早起き」「好き嫌いなし」「歯を大事にする」を心がけていきましょうね。