2016.3.25 生物季節観測
- 公開日
- 2016/03/25
- 更新日
- 2016/03/25
校長室から
例年より早い開花予測だったサクラも、ここのところの「花冷え」で少し足踏み状態に。写真は、本校の早咲きの桜ですが、小学校としては、4月6日の入学式にもってほしいところだけに、少しありがたい現状です。
さて、そんなサクラの開花日に関する情報は、日本の風物詩になっていますが、他にも、ウメの開花日や、カエデが紅葉した日、ツバメが飛来した日などの発表なども、聞かれたことがあるでしょう。
実は、それらの「季節観測」とよばれる動植物には、様々なものがあり、対象となっているいくつかの生物があります。
現在、気象庁ホームページには、その主な観測種目が掲載されています。
気象庁HPを開き、「各種データ・資料」→「地球環境・気候」→「生物季節観測の情報」とページを追っていくと、それらに関する情報を知ることができます。
そこには、「ウメ」「アジサイ」「イチョウ」「カエデ」「ウグイス」「ツバメ」「モンシロチョウ」「ホタル」「アブラゼミ」の観測方法と、最近のデータが掲載されています。
気象庁では、これ以外にも「ヒバリ」「モズ」「ヒグラシ」「キアゲハ」「シオカラトンボ」「トノサマガエル」などの動物や、「ツバキ」「タンポポ」「ヤマツツジ」「ノダフジ」「ヤマハギ」「サルスベリ」「ススキ」などの植物も観測しています。
しかし、トノサマガエルなどは、2015年に姿が観測されたのは「5県のみ」となっており、そんな状況から、観測を取りやめる地方気象台も現れています。
日本は、小さな国土ながら、四季折々の豊かな自然に触れることができる、世界でも数少ない国ですが、こうしたデータからも、客観的に季節を感じることができますね。
興味がある方は、関係ページをご覧になってはいかがでしょうか。
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