2016.3.30 東邦高校野球部
- 公開日
- 2016/03/30
- 更新日
- 2016/03/30
校長室から
「センバツ」もいよいよ決勝戦を残すのみとなりました。惜しくも、地元愛知の東邦高校は、ご存じの通り2回戦で敗れてしまいました。個人的には、秋季東海大会の応援にも行っており、ぜひ、勝ち上がってほしかったところです。というのも、単に「地元」というだけでなく、エースで4番の藤嶋キャプテン率いる東邦は、その野球に対する姿勢が実に清々しく、応援のしがいがあるからです。
ちょうど、「高校野球ドットコム」というホームページに、そんな東邦高校に関する記述があったので、引用させていただきます(3月10日コラム「野球部訪問 東邦高校野球」ページより)。
(前略)新主将・藤嶋の就任に、チームは納得の雰囲気だったが、その理由を藤嶋のクラスの担任である小嶋 裕人部長が明かしてくれた。
「藤嶋が素晴らしいのは、1年生から甲子園に出場していても、全く天狗になっていないところですね。クラスの席替えでも、藤嶋は授業に集中したいために一番前に座ることを希望する。一人間として、一生徒として申し分ない姿を見せてくれます。そして練習に対する姿勢も、しっかりと課題に向き合って取り組む。ナインはそういう姿を間近に見ているので、当然だろうという雰囲気でした」
と藤嶋の人間性を高く評価していた。
また東邦ナインはキャプテンを中心に朝、学校の最寄り駅である一社駅や学校周りを掃除する習慣がある。これは選手の自主性に任せているが、藤嶋は学校に行ける時はほぼ毎日やるという。その藤嶋を見て、小嶋部長は「やらされている感が全くないのがいいですよね。藤嶋の姿を見て、ついていく奴が多くいて、去年だったら3人ほどだったのが、今は10人います。そういう姿を見ている先生方もいますから、自然と応援されるチームになってきますよね」(後略)
さすがです。藤嶋選手、そしてチームの人間力の高さに、大人も見習わされます。
古北っ子の皆さんも、野球をする・しないに関わらず、そんな高校生にあこがれませんか。そんな人間力を高める新年度にしていきましょう。
なお、「高校野球ドットコム」というHPは、タイトルの通り、高校球児にとって「ためになる」情報が満載なサイトです。しかし、実は、個人的に、中学校でバスケットボール部の指導者をしていたときから閲覧しています。体力・精神力・チーム力などを高めるために、学ばせてもらっていたのです。高校野球ファンのみならず、特に、部活動、クラブ活動をするきょうだいがみえるご家庭や、現在、お子様が何かに打ち込んだり、習っていたりするご家庭は、ご覧になってはいかがでしょうか。おすすめな情報がありますよ。
■高校野球ドットコム
(※写真は、中日新聞(CHUNICHI Web)3/26記事より引用)