2016.4.8 ABCを身につけるために
- 公開日
- 2016/04/08
- 更新日
- 2016/04/08
校長室から
昨日の始業式で話した、3つの「大切にしたいこと」の1つである「ABC」。
本校では、高学年になればなるほど、確実に定着し、「当たり前のこと」が「当たり前に」できるようになり、低学年の良きお手本になっています。
中でも「履き物をそろえる」ことは、身の回りの整理整頓の中でも、もっとも基本にしたいことです。大人になってから、下靴を脱いでお邪魔するような企業を訪問したり、家にお邪魔したりしたとき、これができていないと、「残念な人」となり、二度と声はかからないと言っても過言ではないほど、「当たり前」のことです。
本校の5・6年生のトイレのスリッパなどは、ほぼ100%で、向きがきちんと揃えられています。4年生以下は、学年が下がるにつれて、どうしても「揃う率」は、少しずつ下がってしまいますが、意識が低いわけではありません。中には、自ら進んで、乱れているスリッパを揃える1年生も見かけます。
写真は、そんな基本中の基本である「ABC」について、さっそく確認する1年生。下駄箱で、かかとを下駄箱の外側にそろえるように直します。トイレでは、まず、バラバラになっているスリッパを見せ、その感想を聞き、きちんと整えさせます。
「当たり前度」を高めるためには、「当たり前」になるまで指導を続ける必要があります。
社会に出ても通用する生活の「型」をきちんと身につけるよう、これからも指導を続けていきます。ぜひ、ご家庭でも、そんな指導をしていただければ幸いです。