2016.4.22 遠足の目的
- 公開日
- 2016/04/22
- 更新日
- 2016/04/22
校長室から
今日は、1〜4年生が「春の遠足」を実施しました。昨日は、雨だったため、本日に延期されての実施です。太陽が顔を出し、吹く風が心地よい、さわやかな天候の中での実施となりました。
行程は、全員、大きなケガ・病気などもなく、無事に学校に戻ってくることができました。しかし、なかなか疲れたようで、到着すると、ウォータークーラー前には、長蛇の列ができていました。お茶も飲みきってしまったのですね。ここのところ大活躍の「ウォータークーラー」です。
さて、遠足は「なんとなく実施」するのではなく、きちんとした実施をする根拠があります。
文部科学省が定めている「学習指導要領」の「特別活動」には、以下のような記載があります。
〔学校行事〕(4)遠足・集団宿泊行事
自然の中での集団宿泊活動などの平素と異なる生活環境にあって,見聞を広め,自然や文化などに親しむとともに,人間関係などの集団生活の在り方や公衆道徳などについての望ましい体験を積むことができるような活動を行うこと。
まさに今日の遠足は、新しい学年・学級となり、初めての大きな行事です。人間関係を築く上でいいタイミングとなります。特に、1・2年生は「異学年交流」であり、2年生は頼れるお兄さん・お姉さんぶりを発揮し、責任感も育むことができます。
また、公道を歩き、公共施設を使用させていただくことで、公衆道徳の学習となります。
このように、楽しさの中にも、しっかりとした目的があり、出発してから帰ってくるまでの中で、様々なことを学びます。
それぞれの場所でしっかり楽しんだ古北っ子。
明日から、ちょうど土・日と、お休みになります。疲れを癒やし、月曜日には、また元気に学校に来てくださいね。