学校日記

2016.4.28 自分のことばで

公開日
2016/04/28
更新日
2016/04/28

校長室から

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本校の授業づくりのテーマ(業界的には「現職教育テーマ」と言います)は、「『確かな学び』を育む授業づくり 〜自分のことばで表現できる児童の育成〜」です。
よって、発言はもちろんのこと、他者と関わる場面を設定することで、「自分のことば」で表現できる場面を意図的に設けています。 

関わる方法は、様々な形があります。ペア、グループ、全体と、人数の単位も様々です。

しかし、関わりは、相手の話を聴き、自分の考えと照らし合わせた上で、自分の意見を言うことで、意味のある活動になります。これが、人の考えを聞かずに、自分の主張だけしていては関わりにはなりません。そこで、そんな中、もっとも手軽で、集中できるのが「ペア」による関わりです。

相手の話が聞きやすく、自分も、話を伝えたときのリアクションが見えやすいため、安心して話すことができます。聞いてくれる人がいるという安心感は大切です。よって、複数の考えに触れる場面でも、グループの人数は4人とし、「目の前」「隣」「斜め」にきちんと話を聴いてくれる人がいる形をとります。6〜7人のような、大人数では構成しません。

また、座席も男女による並びを原則とし、異性とも自然に関われるようにします。

「教師1人×児童30人」という関係ではなく、様々な関わりをもつことで、今年度も「自分のことば」で表現できる児童を育んでいきます。