2016.5.22 県高校総体選手権大会
- 公開日
- 2016/05/22
- 更新日
- 2016/05/22
校長室から
今日は、「愛知県高等学校総合体育大会 陸上競技大会」を観戦しに、パロマ瑞穂競技場に行きました。
各地区で上位入賞を果たした選手が出場する県大会。この大会で上位入賞を果たすと、東海大会出場が決まります。「インターハイ(全国高校総体)」まで、あと一歩のところまで迫れるのです。
トラック競技の多くの種目で、選手がスタート地点に立ち名前がコールされると、オーロラビジョンに、名前とともに選手の顔が大きく映し出されます。国際大会や全日本選手権のようです。笑顔で手を振って応える選手、やや緊張した面もちで手を挙げて礼をする選手など、その表情まで伝わってきます。
名前のコールがあると、スタンドに陣取っている選手が所属する学校から、大きな選手名のコールがあります。選手はもちろんのこと、応援する側も全力です。
観戦している人から、「あー、こっちが緊張してきたぁ」とつぶやく声が聞こえてきます。よくわかる心境です(笑)。
特に、トラック競技では「On your mark」で会場全体が静まると、スタート合図とともに歓声がわき起こります。そして、好記録が出ると競技場全体がどよめき、接戦には大歓声で競技場が包まれます。陸上競技ならではのとてもいい雰囲気です。
中でも、大会最終競技となる1600mリレー決勝は、大会のメインイベントです。スタンドには、地区毎に高校生が集まります。その地区から出場している高校を地区全体で応援するのですから、温かい光景です。特に、写真最下段のように、「西三河」とオール西三河の学校で人文字を作る団結力には感動しました(尾張は整然と固まって陣取り、大きな声援を送っていましたよ)。しかも、男子のレースは、ゴール直前まで大接戦という展開になり、会場のボルテージは、この最高潮となりました。
今日の暑い日と同様、選手も観客もとても熱い一日となりました。
何年後か、元古北っ子が、ここで走り、跳び、投げる人が登場することでしょう。そんな日が、楽しみです。