2016.5.23 自治的な力
- 公開日
- 2016/05/23
- 更新日
- 2016/05/23
校長室から
先週の「ぞうきんチェック週間」では、「昨年より今年」とさらに高みをめざして生活委員会が取り組んだ実践ですが、子ども達の意識も高く、「さらによりよくするために」という意識が見られ、うれしく思いました。
というのも、写真上のように、ある生活委員は、ただ「◎、○、△」の記号をつけるだけでなく、「なぜ“○”なのか」という理由を書いています。「ぞうきんの下がそろっていなかった」とあれば、次からは、端を揃えるようになります。おかげで、そのクラスは、次の日も、その次の日も、「すごくきれいだった」というひとことが添えられて「◎」がつけられていました。
教師が指示をしたわけではありません。生活委員として、「よりよくするためには」ということを考えた末での実践だったのでしょう。うれしく思いました。
また、写真下は、学級内の係が行っている壁新聞の一部です。この日は「そうじのニュース」として、「そうじのちゃんとやるほうほう」が書かれています。中でも「(ぞうきんのやりかた)」には「ほすときははしとはしをそろえる」と書かれています。2年生(!)が、自分たちで考えてここまで書くのですから、たいしたものです。こちらもうれしく思いました。
どちらも、「自治的な力」が育っている様子が伝わってきます。教師から言われたことをするだけでなく、このように自ら考えて実践できる力を育んでいければ、と思います。
これからも、様々な場面でそんな姿が見られることを期待したいと思います。