2016.5.24 アレルギー対応研修会
- 公開日
- 2016/05/24
- 更新日
- 2016/05/24
校長室から
昨日は、児童の下校後、あいち小児保健医療総合センターアレルギー科の先生をお招きし、「アレルギー対応研修会」を実施しました。内容は以下の通りです。
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・アレルギーの仕組み、症状と診断
・アレルギー症状への対応
・エピペンの仕組みと使い方(エピペントレーナーで実習)
・食物アレルギーと社会
・アレルギー緊急時対応マニュアルの活用
・エピペン(本物)で実習
・質疑応答
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本校は、アレルギーをもつ児童の割合が他校より高い傾向にあるため、本年度より、「食物アレルギー対応委員会」を設置しました。本校の養護教諭が「その対応の一つに」と、精力的に対策を進めてくれ、昨日のように、講師を招聘し、「食物アレルギー」に対する知識や「その対応」をより深めるための研修会を行うことができました。
おかげで、あいち小児保健医療総合センターの先生の講話は、非常に分かりやすく、有意義な研修とすることができました。ケーススタディなども実施され、「どのようなときに、どのような判断をするとよいか」ということを具体的に学ぶことができ、これまで以上に対応時の動きがクリアになりました。
一歩間違えると、命に関わることにもつながりかねない、現在のアレルギー症状。原因は、はっきりしないものの、年々、アレルギー症状をもつ人口が先進国を中心に「増えている」というのですから驚きです。今後、ますます、その知識をしっかり整理しておく必要がありそうです。
幸い、該当児童以外にも、アレルギーに対する子ども達の意識は高く、周囲が気をつけたり、気遣ったりする姿を見ることができます。それぞれの個性をきちんと受け入れ、接することができる級友らの姿勢をとてもうれしく思います。「温かい子が多いなぁ」と、ここでも古北っ子の良さを見ることができます。
今後も、職員のみならず、児童と共に、安心して過ごせる学校づくりに努めていきます。