2016.6.1 新・図書館活用術 その1
- 公開日
- 2016/06/01
- 更新日
- 2016/06/01
校長室から
「子とともに ゆう&ゆう6月号」の特集は「新・図書館活用術」というもの。
公立図書館の良さや魅力、その利用法、活用術、子どもを本好きにするアイディアなどが掲載されています。
アンケートによると、4人に3人以上(75%以上)の子ども達が「本を読むのは好き」(「好き」「まあまあ好き」の合計)と答えています。特に小学校の図書館へ通う率は、「週に数回」「月に数回」をあわせると、こちらも、4人に3人以上(75%以上)の子ども達が当てはまっています。しかし、公立図書館に通う率は、小4男女で、月に1回以上が40%前後と、学校図書館より利用率が低いことが分かります。
そんな中、学校の図書館と比べ、公立図書館の良さを以下のように小中学生が言っています(以下、ゆう&ゆう6月号より引用)。
●学校よりもたくさんの本があって、種類ごとに分けてあるので見つけやすい(小4女子)
●パソコンで借りたい本を探すことができる(小4男子)
●大人用、子ども用に本が分けられていて選びやすい(小4女子)
●静かで、勉強がしやすい環境が整っている(中2男子)
●きれいで、机・椅子が多いから読むスペースが広くて、落ち着いて本が読める(中2女子)
また、図書館によって異なりますが、意外と知られていない、利用法や魅力、エピソードについても、「保護者にきいた ここが図書館の魅力です」という形でまとめられていました。(以下、ゆう&ゆう6月号より引用)。
★魅力1★ 多彩なサービス!
●蔵書がない本は、他の図書館から借りて対応してもらえる(小4保護者)
●雑誌やDVDなどが借りられる(小4保護者)
●「お話会」があり、子どもが小さい頃はよく出かけた(小4保護者)
●本が貸し出し中のとき、ネットで予約ができ、届くとメールでお知らせしてくれる。貸し出しの延長もネットでできる。(小4保護者)
●新聞などのバックナンバーが読める(中2保護者)
★魅力2★ 手軽に世界を広げられる!
●いろいろなジャンルの本を読んでみるきっかけになる(小4保護者)
●シリーズ物の本はなかなか全部買えないので、借りて読んで、お気に入りの本だけを買う(小4保護者)
●課題図書を購入せずに読むことができる(小4保護者)
●昔、流行(はや)った曲を聴きたいと思ったとき、図書館で借りられることもある(中2保護者)
●旅行前に、複数の旅行ガイドブックを借りて情報集めができる(中2保護者)
★魅力3★ 親子のコミュニケーションにも!
●子どもがどんな本に興味をもっているかがよくわかった(小4保護者)
●自分が子どもの時に読んだ本を一緒に読めたこと(小4保護者)
●ソファーがあって座りやすかったので、並んでお互いに興味をもった本について話し合いました(小4保護者)
●公共の場でのマナーを、教えなくても肌で感じてもらえる(中2保護者)
●親が薦めたい本と子どもが選ぶ本は違うので、本人に自由に選ばせるチャンスになる。子どもも図書館に行くことで、本を読む気分に変わります(中2保護者)
●一緒に行ったとき、子どもが選んで借りた本はおもしろそうな本も多く、わたし自身も本選びの参考になりました(中2保護者)
いかがですか。他にも「なるほど」と思う、関連情報がありました。明日、引き続き、それらの情報を掲載いたします。