2016.6.11 教師力アップセミナー
- 公開日
- 2016/06/11
- 更新日
- 2016/06/11
校長室から
今日の午前中は、大口中学校を会場に開催されている「教師力アップセミナー」に参加。年7回行われるセミナーで、今日は第2回目です。第1回は所用で参加できなかったため、今年度初の参加です。
今日の講座は、元筑波大学附属小学校教諭で、現在は大学で教鞭をとってみえる、白石範孝先生。人気のある先生だけに、会場は超満員です。
「論理的に思考する『考える』国語の授業 〜問題解決学習をめざして〜」という演題のもと、国語を「論理的」に考え、説くことの必要性を分かりやすく語っていただきました。
特に、「アクティブラーニング」の必要性が叫ばれる中、基礎基本の定義、言語活動などの土台の大切さを説かれ、頭をアクティブにすることが必要との言葉に納得。「様々な用語の習得・活用」「方法の習得・活用」「原理・原則の習得・活用」という三つの力について、漢字の書き順や、文章の並べ替えなどの他に、「モチモチの木」「いろいろなふね」などの教材をもとに、分かりやすく説いていただきました。
経験年数の浅い教員には、特に「目から鱗」の話が多かったと思います。論理的なことを分かりやすくお話をしていただけたので、多くの参加者がうなずいたり「あー」という声を漏らしたりしながら聞いていました。タイムリーな教材の話もあり、「もっと早く聞いておけば」という声も聞こえてきたほどです。
本会には、私も10年以上前から、可能な限り参加していますが、年々参加者が増えているのを実感しています。中には、2時間のセミナーのために、高速道路で、三河方面から駆けつけたり、関東・関西から参加される人もいます。また、部活を抱える中学校の先生も都合をつけて参加されています。講師陣が「日本の教育界を代表する」と言っても過言ではないほど、素晴らしいのです。
大口中学校という近くで行われているところがポイントです。実は、この地区の先生方は恵まれているのですね。