2016.6.30 夏休み直前、わが家の安全会議 その1
- 公開日
- 2016/06/30
- 更新日
- 2016/06/30
校長室から
「子とともに ゆう&ゆう7月号」の特集は「夏休み直前、わが家の安全会議」というもの。
登下校時や休日に、子どもが巻きこまれる事件・事故はあとを絶ちません。行動範囲が広がる夏休みを前に、外出時の約束ごとや地域の危険な場所、自分の身を守るための対策を親子で再確認できる内容になっています。
「夏休み、どんな危険が潜んでいる?」の問いに、小学生とその保護者は、以下のようなパーセンテージの回答が出ています。
●事故(水の事故・交通事故) 小学生70% 保護者20%
●健康を害する危険(熱中症・脱水症状) 小学生49% 保護者9%
●生活の乱れにつながる危険(夜遊び・非行) 小学生13% 保護者35%
●不審者 小学生27% 保護者30%
「交通事故」に遭う率が高いと思っている小学生は多いようですが、その他は、小学生・保護者共に、意外と高くない数値に驚きました。
というのも、危険な場所(事故やトラブルに遭いやい場所)について「知っていますか?」と聞くと「知らない」と答えた小学生は75%もいました。そんなところが、身の回りに潜む危険」についてまだまだ知らないことが見えてきます。子ども達には、具体的に確認する必要があるようです。
誌面には、保護者の目線で「危険だと思う場所」について、以下のような場所が記されていました。
◆交通面
・見通しが悪い交差点
・車の通りが多い抜け道
・歩道に面した店の駐車場
・大型店舗の駐車場
◆人が少ないところ
・人目を遮るくらい大きな木が周りを囲んでいる公園
・人通りの少ない細い道・田んぼ道
・空き家
・トンネルや神社の周りなど、人があまり来ないところ
・エレベーターの一人で乗るとき
◆人が多いところ
・夜に色々な人が遊んでいることが多い河川敷
・ゲームセンター・コンビなど人が多く集まるところ
◆その他
・堤防沿いや用水路など、水が流れているところ
さすが大人の目線です。これらの箇所について、今一度、自分の家の周りで、上記の項目が該当する箇所を確認し、夏休みに入る前に、家庭で話題にするといいかもしれませんね。
次回に続きます。