学校日記

2016.7.7 江南市民憲章

公開日
2016/07/07
更新日
2016/07/07

校長室から

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江南市民憲章をご存じですか?小中学校を江南市で過ごした方は、教室内に「江南市民憲章」(写真)が掲示されていたと思うので、細かな内容こそ記憶にないかもしれませんが「あー、あった、あった」と思われる方もみえると思います。

ちなみに「市民憲章情報サイト」というHPがあり、そのサイトを開くと、市民憲章について様々なことが分かります。ここでは、江南市の市民憲章を紹介しながら、市民憲章に関する知識を「市民憲章情報サイト」より引用させていただきます。

現在、「市民憲章」は、2014年7月の段階で、全国で約700の都市(総都市数に対して約85%)が制定しています。
多くの都市が、「まちづくりのための行動目標」となる憲章を示しています。1956年(昭和31年)に制定された京都市の市民憲章が全国で最初に制定されたと言われていますが、その後、昭和40年代に一気に広がりを見せ、江南市も1974年(昭和49年)6月1日に制定されました。

市民憲章の特徴として「簡潔である」「肯定的に述べられている」「和語が多用されている」(※和語…日本固有の訓読みの言葉)の三点が挙げられるようですが、江南市民憲章も当てはまっています。

さて、江南市民憲章には、教室に掲示されている「5箇条」が定められていますが、さらに、掲示されていない「江南市民憲章実践項目」というものが添えられています。江南市のHPには紹介されています。

その実践項目が、シンプルながら、実に大切なことが並べられているのです。江南市がよりよくなるための「ABC」と言ってもいいでしょう。
よって、ここに、「市民憲章5箇条」(黒太字)と、実践項目(青文字)を以下に掲載します。



1.自然を愛し、美しいまちにしましょう。
   私は、樹木を愛し、草花を大切にします。
   私は、家のまわりのゴミをかたづけます。
1.心のかよう、温かいまちにしましょう。
   私は、笑顔で「ありがとう」が言える人になります。
   私は、相手の身になって行動します。
1.健康につとめ、明るい豊かなまちにしましょう。
   私は、早寝早起きをします。
   私は、病気の予防に心がけ、進んで体をきたえます。
1.きまりを守り、住みよいまちにしましょう。
   私は、交通ルールを守ります。
   私は、他人に迷惑をかけません。
1.教養を深め、文化の高いまちにしましょう。
   私は、進んで読書をします。
   私は、何か一つ趣味を持ちます。


多くの市民憲章が、小中学生でも理解できる程度の知的水準で書かれ、音読した時心地よく耳に入ってくるという文体であり、江南市も例外ではありません。よって、上記の実践項目についても、「声に出す」文体になっています。

市民一人一人が、この項目を実践できれば、すばらしい都市となることでしょう。江南市の「ABC」です。古北っ子は、実践できるといいですね。

(※とにかく市民憲章に関する情報が満載。全国の市民憲章を見ることもできます↓)
市民憲章情報サイト