2016.7.8 ブックトーク
- 公開日
- 2016/07/08
- 更新日
- 2016/07/08
校長室から
学校では、学校図書館司書による「ブックトーク」が、年に数回行われます。
「ブックトーク」とは、あらすじや著者紹介等を交えて,本への興味が湧くような工夫を凝らしながら本の内容を紹介するものです。決して、内容を詳しく伝えたり、初めから読んだりということをするものではありません。
これまでも、高学年の国語の教科書の読み物の時期とタイミングをあわせて「宮沢賢治」「新美南吉」に関する本の紹介をしたり、世界の民話について紹介したりしています。
文部科学省から出されている「子どもの読書活動の推進に関する基本的な計画」(平成25年5月)にも、「子どもの読書活動の推進」を図るために、「地域ボランティアの活動」(本校で言う「わんぱく団のひみつきち」)とあわせて「ブックトーク」の文字を読み取ることができます。
ブックトーク中の児童の反応はとてもよく、図書館司書の話にしっかりと耳を傾け、問いかけにも意欲的に応えていました。終わった後は、「本の内容が知りたい!」「図書館にまた来よう!」という児童の声が聞こえてくることからも、効果的な活動であることが分かります。
夏休みは、たっぷり本に触れる時間があります。いつもより長めの物語に触れたり、新しいジャンルにチャレンジしたりするのもいいかもしれません。
「本は心のビタミン」(井上和子)
、「読書は心豊かな人を作る」(フランシス・ベーコン)という言葉も「心に留めておきたい言葉」にありましたね。