2016.7.13 栄養教諭との連携
- 公開日
- 2016/07/13
- 更新日
- 2016/07/13
校長室から
江南市内には、栄養教諭・栄養士があわせて4名おり、南部学校給食センター、北部学校給食センターにそれぞれ2名ずつ配置できるよう、南北エリアのそれぞれ2校ずつに在籍あるいは拠点校として指導をしています。本校は、北部中学校に在籍している栄養教諭と連携をとっています。
この1学期は、以下のように、何度も本校に足を運んでいただき、給食の指導、給食時を活用した食の指導、調理実習を活用した食の指導、PTAの給食試食会での講話などをしていただきました。
4月…アレルギー対応児童の家庭との懇談 (該当児童)
…校内アレルギー対応委員会への参加 (教職員)
…給食の配膳指導 (1年生)
5月…給食センターについての学習 (1年生)
6月…朝ごはんの大切さについての学習 (5年生)
…調理実習のティーム・ティーチング (5年生)
…トマトなどの食材についての学習 (2年生)
…給食試食会と食に関する講話 (1年生保護者)
7月…調理実習のティーム・ティーチング (5年生)
文科省が示している「食に関する指導体制の整備について(答申)」には、「食に関する指導は,個別指導以外にも給食の時間や学級活動,教科指導等,学校教育全体の中で広く行われるものであり,その中で栄養教諭は,その専門性を生かして積極的に指導に参画していくことが期待される。」とあり、まさにこの文言に当てはまる指導をしていただいているのです。
さらに、同答申には、「必要に応じて,学級担任や養護教諭と連携して,あるいは学校医や学校歯科医,他の栄養の専門家などと適切に連携を図りながら対応していくことが重要である。特に食物アレルギーや摂食障害など医学的な対応を要するものについては,主治医や専門医とも密接に連携を取りながら適切に対応することが求められる。」とあります。4月には、家庭との懇談に参加していただいたり、本校のアレルギー対応委員会にも参加していただいたりするなど、学校給食の献立作成をしていただく立場として、個に応じた対応もしていただいています。
平成17年4月に制度が開始された栄養教諭ですから、お父さん・お母さんの時代にはなかった制度です。
学校として、大変ありがたい時代になっています。