学校日記

2016.8.4 最近の天気の精度は

公開日
2016/08/04
更新日
2016/08/04

校長室から

ここのところの夕方の雷や降雨には、辟易します。特に、2日夜の交通機関の乱れには、わが家の家族も影響を受け、なんとか家に帰ってこられたという状況でした。

しかし、その警報発表のタイミングや予想降雨量など、ピンポイントで出されると、ほぼ当たっているのですから驚きです。

ちなみに、気象庁のホームページ内にある「天気予報の精度検証結果」というページを見ると、1985年から2015年までの過去31年間の「東京地方の予報精度」が掲載されています(上図)。見ると、「降水の有無の適中率」「最高気温の予報誤差」ともに、精度が高まりつつあるのが分かります。
さらに、今年3月から、「ひまわり8号」の活用がスタートし、日々の天気はもちろん、台風の進路予報の改善が図られる(参照:2016.6.28 台風進路予報の改善)など、今年度は、さらに、精度が高まっているのですから、最近の警報発表などの時間・数値などにもうなずけます。今後、発表される「予報精度」の値は、さらに改善されそうです。

私の使用するPCには、「お気に入り」に、天気にまつわる、以下のようないくつかのサイトが登録してあります。「ひまわり8号」の活躍のおかげもあり、しっかり活用しているものです。

江南市のピンポイント天気‐日本気象協会tenki.jp
愛知県XバンドMPレーダ雨量情報
気象庁高解像度降水ナウキャスト(エリアを登録すると便利です)

このほかにも、「台風情報」「雷情報」「熱中症指数」「川の防災情報」「現在の気温」などなど、多くのサイトが登録してありますが、上記の3つのサイトは、特にお勧めできます。

「怪しいな」と思ったら、すぐに調べると、その時点の前後の雲の流れが読み取れます。「100%」ではありませんが、有効に活用し、「備え」としたいものです。

特に、雷の動きには注意したいものです。近隣の高校で、尊い命がなくなっていることを忘れてはならないですね。「ゴロッ」と聞こえたら、すぐに帰宅するか、安全なところに避難するようにしましょう。

安定した天気が続くまで、しばらく天気予報を上手く活用されてはいかがでしょうか。

(図は、以下のサイトより引用しました↓)
気象庁|天気予報の精度検証結果