2016.8.17 マラソンスイミング
- 公開日
- 2016/08/17
- 更新日
- 2016/08/17
校長室から
一昨日「今日は、どんな種目が…」と、テレビ番組欄を見ていると「女子競泳10kmマラソン」の文字を見つけました。失礼ながら「え、そんな競技があったのか」と思い、興味をそそられ、見てみると、なかなか見応えのあるものでした。
今回のオリンピックで、3回目(2008北京五輪より採用)にもかかわらず、その競技の存在を知らなかった、別名「オープンウォータースイミング」とも言われる「マラソンスイミング」。10kmという距離を泳ぎ、途中、「給水」もあるのですから、まさにマラソン級の競泳です。
驚いたのは、2時間近く泳ぐのにもかかわらず、フィニッシュタイムの差の小さいこと。昨夜行われた、男子などは、その記録を見ると、優勝したオランダの選手と、準優勝のギリシャの選手は同タイムの着順差。8位入賞の日本人選手である平井康翔選手との差でさえ、わずか「4.8秒」です。なだれ込むようにしてフィニッシュした13人が「写真判定」となった、というのですから驚きです。
泳いでいる間は、体が激しくぶつかり合います。なかなか集団がばらけません。そんな塊でも、ゴールの瞬間は、パネルをタッチしたところで着順が決まることから、選手を乗り越えるようにしてパネルをタッチします。そのために、女子では、2位の選手が「失格」となり、銀メダルが消えたのですから、なんともやるせないものです。格闘技のような競泳でした。
こうして、オリンピックに競技が採用され、テレビで放映されたり、ニュースになったりするということは、確かに、私のように、その競技や特性について広く理解され、競技人口の拡大に一役買いそうです。
様々な競技がオリンピックで採用されるように、活動を展開する理由がよく分かりますね。
しかし、陸上の10kmを走るのも必死なのに、水中の10kmとは…。競技の特性は理解しても、私にはとても向いてません(汗)。
さあ、オリンピックも残すところ、1週間を切りました。残る種目の選手の皆さん、がんばってください!そして、がんばれニッポン!
(※写真は、サイト「湘南オープンウォータースイミング」より、引用しました)
(※オープンウォーター10km結果は以下をクリック↓)
■結果-男子オープンウォーター10km(Yahoo!より)
■結果-女子オープンウォーター10km(Yahoo!より)