2016.8.18 有言実行
- 公開日
- 2016/08/18
- 更新日
- 2016/08/18
校長室から
連日のメダルラッシュに湧くリオデジャネイロ・オリンピック。昨日も、卓球女子団体と、シンクロナイズドスイミング・デュエットで、共に銅メダルを獲得しました。
中でも、卓球女子団体3位決定戦での、3戦目の、高校1年生の伊藤美誠選手と、ベテラン福原愛選手のダブルスでの勝利に続き、4戦目の、伊藤選手の個人戦での勝利が印象的です。
そんな伊藤選手の小学校の卒業文集には、明確な目標が書かれていました。以下に紹介させていただきます。
オリンピックに出て優勝したい 伊藤美誠
みなさんは、オリンピック選手は、どのような人がなれるか知っていますか。私がやっている卓球では、まず国内の大会、 全日本などで上位に入らないと海外の試合に出れません。上位に入ったら海外の試合に出れます。海外の試合に出たら、 世界ランキングというものが付きます。オリンピックに出たならこの、世界ランキングを上げないといけません。世界ランクを上げるならまず、 自分より上にランキングの人に勝ってポイントがたまると、ランキングがあがります。あとは、世界ランキングで15位に入ったら日本代表としてオリンピックにでれます。その中の3名が、選ばれます。
私は、ロンドンオリンピックを目の前で見ました。会場もすごい盛り上がっていました。選手はみんな緊張していて、みんな、一生懸命頑張っていました。卓球では、日本女子が銀メダルを獲得しました。それを見て、私は2016年には、出場して、2020年には、団体優勝、個人戦で優勝したいと思いました。
「2016年に出場」を有言実行した伊藤選手。「2020年には、団体優勝、個人戦優勝」と綴っています。
この文集を書いた時点では、2020年のオリンピック会場は未確定でした。中学に進学した後、「東京」に会場が決まると、きっと、その思いは強くなったに違いありません。
言葉は、力に変わるのかもしれません。古北っ子の皆さんも、目標を綴るといいかもしれませんね。
それでは、4年後の活躍も大いに期待したいと思います。頑張れ、伊藤選手!頑張れ、女子卓球チーム!