2016.8.28 愛される学校づくり研究会
- 公開日
- 2016/08/28
- 更新日
- 2016/08/28
校長室から
昨日は、私が所属させていただいている「愛される学校づくり研究会」に参加しました。
前半は、「模擬授業」を行い、この会で開発している「授業アドバイスツール」(iPod touchを使った、動画記録と、筆記記録ができる授業記録ツール)を様々な立場の人たちが使用し、授業アドバイスをするというものでした。
驚いたのは、今回の模擬授業の教師役・生徒役は大学生であり、アドバイスをしたトップバッターも大学生だったのですが、授業の内容も、アドバイスの内容もとても上手だったこと。授業者に対して、参加者が「5年経験者、いやそれ以上の力があったかも」と言うほどで、うなるしかありませんでした。そして、アドバイスをした学生も、初めて使うツールを難なく使いこなし、アドバイスも授業を俯瞰した視点でとらえた、実に的確な内容でした。若い人がICTツールを抵抗なく使用できることを証明する瞬間でした。そして、こちらも、即戦力間違いなしと思わせる学生でした。
本当に志が高い大学生には、こうした力があり、きっと、これからもどんどん力をつけていくのだろうな、と思いました。そして、こんな学生が学校に着任したら、正規の職員はうかうかしていられないな、と思いました。
そして、後半は、今年の本会のテーマである「カリキュラム・マネジメント」について、
(1)特色ある学校の作り方・教育課程 (2)ミドルリーダーの育成
(3)校務情報を学校経営にどう生かすか (4)地域連携チーム
という4つのグループに別れ、2月に行われるフォーラムでの提案内容やその方法について協議をしました。
私は、平成30年度より、本校が位置する北部中学校区が「コミュニティ・スクール」としてスタートすることから、「(4)地域連携チーム」に所属することにし、勉強させていただくことにしました。昨日も、各学校の実践や思いを聞き、いい刺激になり、参考になりました。今後も、この会で得たことを本校の「コミュニティ・スクールづくり」に活かしていきたいと思います。
昨日も学びの多い時間を過ごすことができました。