2016.9.11 各務原市科学作品展
- 公開日
- 2016/09/11
- 更新日
- 2016/09/11
校長室から
今日は、各務原市産業文化センターで行われている、「各務原市発明くふう展・科学作品展」を見に行きました。各務原市内の小中学生の秀作が一堂に会した展覧会とあって、昨日に引き続き、見応えのあるものでした。
昨日見に行った、一宮スポーツ文化センターで行われた作品展と異なるのは、「科学作品展」というものがあるということ。
これは、いわゆる、科学的な分野の「自由研究」で、会場には、小学校1年生から中学校3年生までの、研究成果をまとめたノートやファイルなどがズラリと並んでいます。
そして、まさにそれらの作品は、9日(金)に、本HPの記事「2016.9.9 自由研究」で紹介したような、実物を自分の目で観察したものばかりで、どれも強烈に印象に残るものばかりです。
例を挙げさせていただくと…
小1:「むしはひかりがすきなの?」…夜に白い布を庭に縦に広げ、蛍光灯など、光の質を変えて、時間毎に何匹あつまったか、どんな昆虫が集まったか、写真の記録とともにまとめたもの。
小3:「どうしてさくらの花びらはひらひらおちるのか」…桜の花びらを一定の高さから落とし、中心から、どれだけずれて落ちたか、図に記録をつけ、他の植物の花びらとの違いを比較する。
小6:「ナミテントウのもようについて」…星の数の違うテントウムシのつがいから、いくつの星のテントウムシが何匹生まれるか幼虫から成虫まで観察・記録する。
という具合に、時間をかけて一つ一つを丹念に調べたものばかりです。もちろん、どれも「研究の仮説」にはじまり、「研究の成果」でまとめてあるのですから感心します。
着眼点、発想、記録の取り方、まとめ方…など、どれも参考になるものばかりです。開催の案内を事前にお伝えしておくとよかったのですが、感心がある方は、ぜひ来年、出かけてはいかがでしょうか。感じたことが反映されるのは再来年の自由研究になってしまいますが…(汗)。
学びの多い、今週末でした。