学校日記

2016.9.16 月の呼び名

公開日
2016/09/16
更新日
2016/09/16

校長室から

昨日は「中秋の名月」。雲が多かったため、時折、霞んだような月となりましたが、雲が晴れると、写真のような明るい光を放つ月を見ることができました(15日21:00撮影)。古北っ子の皆さんは、見ましたか…?

さて、その「中秋の名月」を「十五夜」と言いますが、その前後の満ち欠けのある月を、かつては月齢によって、様々に呼んでいたのをご存じでしょうか。いかに日本人が、「月が好き」であるかが分かるように思います。

月齢12…十三夜月(じゅうさんやづき)
 満月に次いで美しいとされる月。月見の宴が行われる。
月齢13…十四日月(じゅうよっかづき)
 満月の前夜の月。翌日の満月を楽しみに待つことから、「待宵の月(まつよいのつき)」とも言う。
月齢14…十五夜(じゅうごや)
月が最も真円に近い状態になる。日中秋の名月、芋名月とも言う。
月齢15…十六夜(いざよい)
 「十六夜」とは「ためらい」の意味。十五夜よりやや遅くなっているのを、月がためらっていると見立てた。
月齢16…立待月(たちまちづき)
 夕方、立って待つ間に出る月の意。
月齢17…居待月(いまちづき)
 満月を境に月の出が次第に遅くなるので、座って待つうちに出る月の意。
月齢18…寝待月(ねまちづき)
 月の出が遅いので寝て待つ月の意。別名、臥待月(ふしまちづき)とも言う。
月齢19…更待月(ふけまちづき)
 夜も更けてから上ってくる月の意。22時ごろに月の出を迎える。

この前後にも様々な呼び名があるようです。繊細な感覚をもつ、日本人ならではですね。

上記は、以下のHPから引用させていただきました。さらに様々な月に関する話題が掲載されています。
ちなみに、このHPの会社は、月の土地を販売するビジネスを展開しているのだそうです。驚きです。個人的には、みんなの月であってほしいと思うのですが…。

(※引用元サイトはこちら↓)
仲秋(中秋)の名月企画|月の様々な呼び方(ルナエンバシージャパン)