2016.9.26 国語に関する世論調査
- 公開日
- 2016/09/26
- 更新日
- 2016/09/26
校長室から
この時期に発表される、文化庁が実施している世論調査「国語に関する世論調査」の結果については、すでに、多くの人が、新聞・ニュースなどで、ご覧になられたことと思います。
特に、今年度は、スマートフォンに代表されるような情報化社会から変化するコミュニケーションの在り方について、「ら抜き」「さ入れ」と言われる言葉の変化、言葉の感覚、慣用句等の意味や使い方など、様々な角度から、言葉に関する意識について、まとめられています。
「あー、間違って使っているかも…」と反省をすることもしばしばあるのですが、この調査結果が、マスコミで取り上げられることから、言葉に対する意識が高まりつつあるというのですから、驚きです。言葉の乱れにブレーキがかかり、逆に、日本語を大切にしよう、間違った使い方をしないようにしよう、という意識が働きつつあるというのです。
「言葉は、時代と共に変化するもの」とも言われますが、個人的には、元々の使い方を大切にしたいと思っています(と言いつつ、間違っていることも多々あると思いますが…)。特に、教師という立場上、子ども達に向かって話す言葉は、かなりの数に上ると思うからです。
こういう機会に、言葉について考え、そして、子ども達にも話題にしてみるのもいいかもしれませんね。
以下にある文化庁の関係サイトを見ると、さまざまな視点で、言葉についての気づきを与えてくれます。
(※関係サイトは以下をクリック↓)
■国語に関する世論調査の結果について|文化庁
■平成27年度「国語に関する世論調査」の結果の概要(PDFファイル)