学校日記

2016.10.4 新聞の良さ

公開日
2016/10/04
更新日
2016/10/04

校長室から

最近の新聞に、特に印象に残った記事を二つ見つけたため、紹介させていただきます。

一つは、先週末(10/1・土)の中日新聞34頁にあった「朝勉強は記憶力アップ」というもの(左写真)。「朝に勉強すると記憶が長く続きやすいと考えられる」という主旨の記事です。

もう一つは、昨日(10/3・月)の中日新聞1頁なった「鳥獣戯画 絵順違った はけ跡で裏付け」というもの(右写真)。「国宝絵巻『鳥獣人物戯画』の甲巻(甲乙丙丁の四巻のうちの一つ)について、絵順の入れ替わりが和紙に付いたはけ跡から裏付けされたことが分かった」という主旨の記事です。

「朝勉強」は、児童・生徒に関わることですし、「鳥獣戯画」は、6年生の国語の授業で扱う単元であるため、すぐに目に留まりました。

インターネットのニュースでは、見逃していたであろう、あるいは見つけることさえできなかったであろう記事に、「新聞の良さ」を感じたところです。

「新聞の良さ」と言えば、今日の新聞。今日は、ノーベル医学生理賞を獲得した大隅良典・東京工業大学栄誉教授に関する記事が、かなりの紙面を占めていました。おかげで、その受賞内容についてや、大隅栄誉教授の人となり、関係各位の思いなど、さまざまな角度の関係記事が記載されており、昨日までどんな人がどんな発見をしたか分からなかったのですが、今日の新聞で、一気に関連知識を習得することができました。これは、コンパクトにまとめられた新聞の良さだと思います。

「新聞の効能」は、色々と言われているところがあります。最近では、購読する家庭も減りつつあると言いますが、購読している家庭は、高学年あたりから、ぜひ、読む習慣をつけられてはいかがでしょうか。

  • 1556324.jpg

https://konan.schoolweb.ne.jp/2310018/blog_img/60380388?tm=20250203120257