2016.10.21 跳び箱×タブレットPC
- 公開日
- 2016/10/21
- 更新日
- 2016/10/21
校長室から
現在、6年生では、跳び箱(台上前転)の授業をしています。正しいフォームできちんとできるようにと、ここでもタブレットPCを活用しています。
活用の方法としては、グループでそれぞれ撮影し合い、動画を再生し、何がよくて、何を改善するといいのか、話し合います。
写真のように、みんな頭を寄せ合い、食い入るようにして見ています。
そして、再生も、通常のスピードだけでなく、コマ送りで再生し、必要に応じて一時停止をすることで、手の着地位置、頭の着地位置など、細かな点まで確認ができます。
少し前までは、「目視をして助言をする」というものが一般的でしたが、記憶と主観に頼らざるを得ません。そんな時代から、デジタルカメラに動画撮影機能が搭載された頃より、それらを活用して、「確認・助言する」という授業も見られるようになりました。しかし、多くにコマ送り機能はないため、一連の流れの確認のみとなり、画面も小さいため、個人で見ることになります。
それが、今では、タブレットPCで撮影することで、「記憶」ではなく「記録」となり、大きな画面で、みんなで確認し合うことができるようになったため、一つの動画を見ながら、互いに声を掛け合うことができるようになりました。
今では、児童も操作にすっかり慣れ、ストレス無く使いこなしています。
今年度から、浸透しつつある、タブレットPCを用いた授業。児童の力量向上の一助になれば、と願っています。