2016.10.25 ゲストティーチャーから学ぶ
- 公開日
- 2016/10/25
- 更新日
- 2016/10/25
校長室から
今日は、「東京リコーダー協会」より講師にお越しいただき、3年生がリコーダーの学年授業をしました。
初めて対面する講師に、やや緊張感が漂うも、徐々に、そんな張り詰めた雰囲気はなくなり、子ども達は笑顔にあふれ、引き込まれるようにして指導に耳を傾けていました。
というのも、講師の先生の指導が実にすばらしいのです。メリハリがあり、「AをさせたいならBと言え」の言葉掛けは、分かりやすい実技が実施できます。聞いていてストンと落ちるものばかりです。
以下に例を表すと、
・頭のてっぺんから糸で引っ張られるような感じで姿勢をよくする
・二等辺三角形を作る形でリコーダーをかまえる
・小さな音は「ため息」の量でよい
・目の前のシャボン玉を目的の場所まで届かせるイメージで、息の量と長さを保つ
・おいしい料理の匂いを吸い込むように息を吸って
・低い音は、温かい息を「トー」と吹く
・「内緒の声」で、英語の「2(two)」を言いながらタンギング
などなど、例えが絶妙で、とても分かりやすいフレーズばかりです。
本校では、多くの学年で、こうしたゲストティーチャー(外部講師)を度々招聘して授業をしていただきます。中でも、こうした実技を指導していただける講師は、特に、その指導法がシャープで、私たち教員も勉強になります。どの担任も「記録(メモ)に必死」になるほどです。
今日は、子ども達とともに、教師もしっかり学ばせていただいたひとときでした。