ロンドン三郎だより No.6
- 公開日
- 2016/11/08
- 更新日
- 2016/11/08
その他
「大英博物館」
半年以上ロンドンで過ごしましたが、先日「大英博物館」に初めて行ってきました。
「大英博物館」は、古今東西の美術品や書籍など約800万点が収蔵されている世界最大の博物館の一つです(うち常設展示されているのは約15万点)。収蔵品は美術品や書籍のほかに、考古学的な遺物・標本・硬貨やオルゴールなどの工芸品、世界各地の民族誌資料など多岐に渡り、イギリス自身のものも所蔵・展示されています。あまりにも多岐にわたることから、常設展示だけでも一日で全てを見ることはほぼ不可能であると言われています。
実際に訪れてみると、教科書や資料集で「見たことある!」というものがたくさんありました。また、文化によって、人物の表し方や模様などが違い、文化というものは、その土地で脈々と紡がれてきたものだということを感じました。日本のコーナーもあり、写真の甲冑を見たイギリスのご婦人が「Oh! Beautiful!」と言っていました。高校時代に、世界史を専攻していたので「これは!」と思うのですが、思い出せないものもいっぱいありました。「事前に何回かは勉強してから来たい」と思わせる博物館です。
ちなみに、入場料は無料です。博物館の運営と維持は、グッズの販売収益と寄付で成り立っているそうです。
日本語のパンフレットも売っていますが、旅行で来られる際は、予習をして来られるのを「強く」お勧めします。