2016.11.17 インフルエンザにご注意を!
- 公開日
- 2016/11/17
- 更新日
- 2016/11/17
校長室から
インフルエンザによる出席停止児童・生徒が発生していると、近隣の小中学校から聞くようになりました。本校校区の北部中学校でも、すでに数件あるようです。
幸い、現在のところ、本校ではそのような報告はありませんが、時間の問題かもしれません。
テレビ朝日系(この地域では「メ〜テレ」)のニュースでは、以下のように報じられていました。
ヤフーは、ヤフー検索のデータを分析した結果、まもなく「インフルエンザの流行入り宣言」のラインに到達する見込みと発表しました。
「インフルエンザの流行入り宣言」は、全国約5000の医療機関への患者報告数が1カ所あたり1を超えた時に厚生労働省が宣言します。ヤフーでは、例えば「インフルエンザ」や「治療薬」といった検索数の伸びなどのデータを取っていて、インフルエンザ患者の報告数と検索ワードの相関が高いことが分かっているということです。ヤフーは、この冬のデータの分析結果から、18日の厚労省の定例発表で「インフルエンザの流行入り宣言」が出される可能性が高いとしています。なお、厚労省によりますと、先月31日から今月6日までの一医療機関あたりのインフルエンザ患者数は去年の同じ時期と比べて5倍を超えているということです。
インターネット検索サイトの「ヤフー」では、これまで、「インフルエンザ患者の報告数」と「検索ワードの伸び」の相関性の高さを把握しているのだそうです。ちょうど現在、それに当てはめると、「患者数・検索ワードの伸び数」が増加していることから、18日にでも「今シーズンの流行入り宣言」が出される可能性が高いというのです。
「早めに罹っておけばいいから」と、冗談で会話を交わすことがあります。罹った人や、今後罹ったときの不安を軽減するのに、ありがたい言葉です。しかし、友人の子どもが、インフルエンザが原因で命を落としているのを知っているだけに、個人的には、簡単には言えない言葉です。また、「A型」に罹患しても、「B型」や、亜種など複数回罹ることもあります。さらには、死亡率こそ年々低くなってはいますが、「インフルエンザ脳症」に罹る児童や幼児は、一定の割合でいるということも聞きます。
すでに、県内や名古屋市内でも、学年・学級閉鎖の措置をとる学校が見られるようになりました。まずは、きちんとした「手洗い・うがいをする」ことから。お互いに気をつけていきましょう。
(※以下に、現在の「愛知県」「名古屋市」の学級閉鎖等の措置の状況を知ることができます↓)
■集団風邪発生状況【愛知県】PDF形式)
■今シーズンの集団かぜによる措置の履歴【名古屋市】 (PDF形式)