学校日記

2016.12.13 「かがやき」さんに大型テレビを導入

公開日
2016/12/13
更新日
2016/12/13

校長室から

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全国の多くの学校が、テレビが「アナログ」から「デジタル」に完全に切り変わったタイミングで、教室にあったテレビで、テレビを見ることができなくなりました(ビデオ等は、デッキをケーブルでつなげれば視聴可)。
自治体によって、対応は様々ですが、江南市の小中学校の場合は、代わりに、各階に1台ずつ、移動式の「50inchサイズの大型デジタルディスプレイ」を配置し、テレビを視聴する必要があるときは、教室へ移動してきて使用するという形をとってきました。
  
しかし、これでは、「使用したいときに、他の教室が使用していて使えない」という現象がおきたり、大きな学校では校舎の端から端に移動することが大きな手間となり、準備が大変だから使わないということがおきたりします。
また、係の児童生徒が準備をするために移動する際に、廊下や教室の壁・出入口などにディスプレイをぶつける、あるいは段差で余分な振動を与える、など、精密機器にとって致命傷とも言える衝撃を与えることもしばしばあり、損傷が心配されることもあります。さらに、導入当時のディスプレイには「HDMI端子」が附属しないため、現在のデジタル機器が接続できないという、拡張性に乏しい部分があります。
これらのことから、思うような活用につながらないネガティブな面が未だに存在します。

そこで本校は、そんな現状を少しでも改善するために、計画的に大型ディスプレイを配置してきたり、HDMI端子のスロットを加えたりと、対応を重ねてきましたが、それでも、まだ全教室の半分の数しか導入が至っていません。
いわゆる「電子黒板」(ディスプレイに専用ペンを使って文字が書けたりできるもの)は、まだまだコストが高いため、一気に配置できないのが正直なところです。

そこで、この度、動画を視聴することがメインとなる「かがやき」の学級には、廉価版の家庭用テレビ(サイズは同じ50inch)を導入し、昨日、設置・設定を完了しました。

テレビには、「ハードディスクレコーダー」(ブルーレイディスクも使用可)も備え付けたので、教材となる番組もその場で録画・視聴できます。

また、家庭用のディスプレイではありますが、画面は「ノングレア(反射防止加工)」に近いもので、映り込みが少なく、長時間の視聴にも目が疲れにくい、かがやきの児童にとって、目に優しい仕様になっています。

かがやきさんのICT環境が一気によくなりました。これで、さらに学習の幅が広がりますね。