2016.12.14 いじめゼロをめざして
- 公開日
- 2016/12/14
- 更新日
- 2016/12/14
校長室から
いじめに関連するニュースが、たびたび報じられるたびに、胸が痛みます。
本校では、そうしたことを防ぐために、つい最近では、先日の人権週間にて、各学級で人権について考える機会を設けたり、学校保健委員会にて命について考える機会を設けたりしました。年間を通して、折に触れ、いじめを未然に防ぐために様々な手立てを講じています。
写真左は、今週行われた、いじめについて考える授業のワンシーンです。教室内を描いたイラストから「おかしいぞ」と思うところを見つけ、「何がいけないか」「何が心配か」を発表し合い、共通理解を図っています。
写真右は、いじめ防止の標語です。できた作品を並べることで、様々な角度から、いじめについて再確認できます。
本校では、報道で見聞きするような、目を覆いたくなる陰湿ないじめは「ない」と断言します。多くの児童が、穏やかに思いやりの心をもって互いに接しながら生活しています。また、各学期に、アンケートをとり、全児童と個別に話をする機会を設け、常に「いじめに対する」アンテナを高く張るよう努めています。
しかしながら、小さなトラブルや人間関係のこじれは、「0」と言い切れないのは、正直なところです。お家の方から、ご相談を受けることもあります。しかし、そうしたことが分かった時点で、早急に対応してきたため、全て解消に転じているものと思っています。
誰もが、安心して通い、楽しく過ごせる学校づくりをめざしていきますが、学校で何か気付いたら、連絡させていただくことがあるかもしれません。逆に、家庭で、気になることがあれば、教えていただければ幸いです。
学校・家庭・地域が何か気付いたら、早めに情報を共有し、早めに対応していきたいと思います。よろしくお願いいたします。
このようなことを記載すると「何か、あったのですか?」と思われる方がみえるかもしれませんが、何もございませんので、ご安心ください。あくまでも日頃の学校の姿勢をたまたまこのタイミングで紹介したまでです。