学校日記

2016.12.15 ワープロで卒業文集

公開日
2016/12/15
更新日
2016/12/15

校長室から

6年生が卒業文集の作成を行っています。現在、下書きを清書しています。と言っても、今年の清書は「ワープロ」です。

今年は、ワープロで卒業文集を作成することにしました。
理由は、以下の通りです。



・字や表現の書き間違いが少なくなる
 →漢字の書き間違いが少なくなる(誤変換があるので「少なく」としました)
 →表現の間違いや、揺れを赤線・緑線で指摘してくれるので、文章や表現の間違いが少なくなる
・修正が容易
・誰もが読みやすい文字になる
・作成時間が大幅に削減できる


などです。
「個性が無くなる」「手書きの温かさがなくなる」というお考えもあるかもしれません。
しかし、それ以上に、文集作成に当てる時間を減らして、授業やその他にできる時間を確保することや、教師が点検する時間を減らし、授業の準備や児童との時間を確保することが大切と考え、ワープロに切り替えました。
また、小学校の段階で、ワープロで長文を作成するという経験は、中学校での技術科の授業や、総合的な学習の時間などで生きてきます。ワープロの技術が少しでも身につくのです。

作成時間が短くなるのは、何よりも大きなメリットです。間違いはすぐに直せます。一文字ズレたとしても、自動で文字の位置を整えてくれます。児童にとっても、消しゴムで消して直すという作業に比べれば、ありがたい機能です。

これまで、「手書きの良さ」は、確かにありましたが、以上のことからワープロで作成することになりました。ご理解いただけると幸いです。