学校日記

2016.12.20 デジカメの普及に思う

公開日
2016/12/20
更新日
2016/12/20

校長室から

2年生では、現在、生活科の授業で「危険な場所見つけ」をしています。そして、見つけた箇所をデジタルカメラで撮影するという作業をしています。

私が小学2年生の頃は、カメラはなかなか触らせてもらえなかった記憶があります。まだ、オートフォーカスカメラが普及する前であり、一般的なカメラは、小学生にはかなり敷居の高いものでした。 

しかし、時代は変わり、スマホや携帯ゲーム機にも高性能なカメラが搭載されるなど、就学前の子ども達でさえ、扱うのが容易になってきました。小学校2年生であれば、なんの抵抗もなく扱ってしまいます。

さて、文部科学省は、「学習指導要領における教育の情報化の概要」という中で、デジタルカメラの活用法について、いくつかの例を示しています。

ちょうど、「2年生の生活科」においても、「地域の様子を観察したり,公共施設を見学したりした内容を,児童がデジタルカメラなどで撮影して,観察や見学の学習記録として用いる。」とあります。
このように、「危険な場所見つけ」では「学習記録」として活用しています。
便利な時代となったものです。

恐らく、多くのご家庭でも、お子様に、デジタルカメラや、スマホのカメラ、携帯ゲーム機のカメラを使用させたことがあると思います。
しかし、便利な道具である反面、誤った扱い方をしては、大変なことになります。
美術館、博物館、書店などで「撮影していけないものを撮影する」、個人の許可なしで「隠し撮りをする」など、してはいけない、守らなければならないルールがいくつかあります。
場合によっては、法に触れる場合もあり、気軽に撮影できるからこそ、気をつけなければなりません。
動画についても同様ですね。

ぜひ、ご家庭でも、折に触れてそんなことをお話しいただき、適切に扱わせ、上手な活用を図ってほしいと思います。