学校日記

2016.12.29 「有言実行」することができました

公開日
2016/12/29
更新日
2016/12/29

校長室から

昨年度3学期の始業式で、全児童の前で宣言した(してしまった)、今年一年間かけて行う「青森〜下関間1521kmチャレンジラン」。 
ついに、今日、なんとか走破することができました!

これまで、休日を中心に走ってはいたものの、年間を通じて、1,000kmを超える距離を走りきったのは初めてのことです。それだけに、大きな達成感があります。

しかし、「有言実行」でき、正直なところ「ホッ」としています。
1日約4.2kmを365日走り続ければ、達成できる距離と思い、設定した目標でしたが、途中、何度も怪我に見舞われ、その都度、「黄信号」が点灯していました。
一年間の折り返しの7月4日の報告では、まだ「525km」でした。全体の半分の距離である「760km」越えを達成したのは、「8月中旬」。そこから距離を稼ぐも、11月〜12月上旬は怪我のため、思った距離が走れず、残り20日の時点で、残りが「178km」。
当初の計画と裏腹に、ギリギリの「戦い」となってしまいました。上図のように、今月は、「200km越え」でしたから…(※「RUNNET」というサイト内の、「ダイアリー」に毎日走行距離、タイムなどを蓄積すると、上図のような記録が残っていきます)

「不言実行」という言葉があります。黙々と仕事等をこなし、目標を達成する姿は、カッコイイところがあります。しかし、その目標が達成できなかったとき、当初の目標はどんなものであったかが伝わりにくく、周囲からの評価を得にくいところもあります。
これに対して、「有言実行」という言葉があります。目標を宣言して取り組む姿は、達成できるかどうか、常に周囲の目がついてまわります。プレッシャーがありますが、達成したときは「さすが!」となります。逆に達成できなかったときは「なぁーんだ…」ともなってしまいます。

もともと「不言実行」という言葉はありましたが、「有言実行」は、そこから生まれた最近の言葉です。日本人が古くからもつ「黙って頑張る」という気質は、まさに「不言実行」ですが、「不言」「有言」のどちらにも、その良さがあると思います。

今回は、目標を明示し、古北っ子に「やればできる」ということを伝えたかったので、「有言実行」のチャレンジをしたものでした。ぜひ、古北っ子の皆さんには「不言」「有言」のどちらでもいいですが、目標をもったら、「達成するぞ」という強い気持ちをもってほしいと思います。昨日の「校長室から」のイチロー選手のメッセージではありませんが(2016.12.28 一線で活躍している人は…)、「自分の中で頑張る」「もう少し頑張る」そんなことを大切にしてほしいと思います。そうすれば、私のようなものでも、目標に達成できるのですから。

新年になったら、ぜひ、何か目標をもってください。目標をもっている人は、より強く、より成長すること間違いないですよ!

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