2017.1.4 箱根駅伝
- 公開日
- 2017/01/04
- 更新日
- 2017/01/04
校長室から
今年も、見入ってしまった箱根駅伝。全ての用事(年始の挨拶、初詣など)は、箱根駅伝のテレビ中継の時間を外して行っていました(笑)。
今年の箱根駅伝は、前評判の高かった青山学院大学が、「出雲駅伝」「全日本大学駅伝」「箱根駅伝」を併せた「大学三大駅伝」の優勝を果たす「三冠」を達成し、幕を閉じました。史上4校目の快挙です。
ちなみに「箱根駅伝」は、「往路」「復路」「総合」の三つの部門に順位がつきますが、よくよく調べてみると、過去三冠を達成した大学のうち、今年度の青山学院大学以外(大東文化大学、順天堂大学、早稲田大学)は、「往路」「復路」のいずれかの優勝を逃しており、「三冠」に加え、「往路」「復路」「総合」の三つの部門全てにおいて完全優勝を果たしたのは、青山学院大学が史上初というのですから驚きです。
現在、1回の大会で、210人にしか走ることが許されない箱根路です。この日に向けたコンディション調整や、選手の思いは、並大抵のものではないでしょう。ましてや、「個人競技」ではなく、襷をつなぐ「団体競技」であるがゆえに、なおさらのことでしょう。
そして、出場選手のみならず、関係する全ての人に、箱根に関するそれぞれのドラマがあり、そんなドラマを知れば知る程、見入ってしまいます。
実際、日本テレビのホームページ「第93回箱根駅伝」上から視聴できる動画「箱根駅伝それぞれの物語」を視聴してから、本戦を視聴していましたが、この動画を見ると、本番のレースも随分と見方が変わってきます。
また、10区の区間記録が、オープン参加である関東学生連合の出場選手(東京国際大学4年・照井明人選手)により「最速タイム」がたたき出されていたのもドラマです。オープン参加のチームであるため記録としては残りませんが、「幻の区間賞」として、記憶に残ることでしょう。
多くの選手の一生懸命な姿から、多くの感動をいただきました。
私は…と言えば、あんなに颯爽と走ることはできませんが、箱根の走りに刺激を受け、ちょうど今朝、「走り初め」をしました。今年の目標距離はまだ設定していませんが、自分なりに、また今年もがんばっていきたいと思います。