2017.1.22 携帯電話・スマートフォン等の安全利用についてアンケート結果 1
- 公開日
- 2017/01/22
- 更新日
- 2017/01/22
校長室から
先日、「保護者のための 体験!体感!スマホ教室」を実施したのを受けて、少し前になりますが、11月に市内の全小中学校の、小学5年生、中学2年生を対象に行った「携帯電話・スマートフォン等の安全利用についてアンケート」の本校分の結果について、お伝えします。
※本校5年生76人のうち、「携帯電話・スマートフォン」を「持っている」と答えた児童は「23人」(30%)でした。上図のグラフは、その23人を対象にした回答となっています。なお、保護者の回答は、63人からのみ得られているので、13人の未提出分が、「持っている」と答えた保護者「20人」との差が生じているものととらえています。
なお、質問は以下について問うものであることを補足します。
●利用時間についてルールを設けていますか
→SNSの1日の利用時間や回数の制限ルール
●時間帯についてルールを設けていますか
→夜何時までか、何時から何時まで等時間の制限ルール
●利用内容についてルールを設けていますか
→個人情報、悪口等を書き込まないよう、書き込む内容の制限ルール
●利用方法やマナーについてルールを設けていますか
→食事中はみない、すぐに返信を求めない、ながらスマホをしないなどの制限ルール
どの回答の結果からも感じたことは、保護者の思いと児童が感じている実態について差がある、ということです。
特に、「フィルタリング」をかけているという保護者と児童の意識に差があるのは気になるところです。保護者が「かけている」と思っていても、そこまでの不自由を感じること無く、児童は、サイトを閲覧できたりできているのかもしれず、場合によっては、フィルタリングが全くかかっていない(外れている)と、とらえることもできます。
これらの差があることによって、「問題が生じている」ことがあるとしたら、まさにそれは「問題」です。この意識の差を埋められるような、実際の利用ができるよう、再度、ルールの確認が必要だと思いました。
5年生に限らず、他の学年についても、携帯電話・スマートフォンをお子様が持参している家庭は、今一度、ルールについて確認をしていただきたいと思います。
「その2」では、自由記述について、紹介いたします。