2017.1.24 「ありがとう」の反対は…
- 公開日
- 2017/01/24
- 更新日
- 2017/01/24
校長室から
昨日は、「感謝の会」を実施しました。本校の教育活動にお力添えをいただき、日頃お世話になっている、「KSV」「交通指導員」「読み聞かせボランティア『わんぱく団のひみつ基地』」「音楽ユニット『ドンキーズ』」の皆さんや、クラブの時間に指導いただいている「グランドゴルフ」の皆さんや、生活科、総合的な学習の時間などでお世話になっている皆さんに、感謝の気持ちを伝えるものです。
日頃は、改まって伝えることができない子どもたちから、心のこもった、ダンスや合唱の披露と、メダルや感謝状の贈呈がありました。寒い体育館でしたが、温かいひとときとなりました。
さて、そんな中、来賓の方を代表して、ドンキーズの後藤さんより、お言葉を頂戴しました。
その中で、「ありがとうの反対の言葉を知っていますか?」と。ふと、考えました。何かな、と思っていると「それは『当たり前』なんです」と言われました。なるほど、と思いました。
「ありがとう」は漢字で「有難う」と書きます。「有ることが難しい」すなわち「なかなか無いことに巡り会う」ことになります。「なかなか無いこと」の反対は「いつもあること」=「当たり前」になりますものね。深いですね。
古北っ子の皆さんは、多くの人の手で、健やかに成長することができています。しかし、そんな「当たり前」と思っている多くの人の手は、決して「当たり前のことではない」と思います。
ぜひ、古北っ子には、これからも、感謝の気持ちを大切にし、「おはようございます」「こんにちは」「ありがとうございます」などの挨拶をしっかりして、気持ちを態度に代えられることを期待しています。
なお、後藤さんには、素敵なアカペラの歌を披露していただきました。「さすが、ドンキーズ!」と誰もが思ったことと思います。こんな歌が聴けるのは、古北だけでは?やっぱり「当たり前」ではないようですね。まさに「なかなか無いことに巡り会う」=「ありがとう」ですね。
ご来賓の皆様、昨日は、寒い中、ご来校いただきまして、ありがとうございました。