2017.1.29 新聞読み方講座 その2
- 公開日
- 2017/01/29
- 更新日
- 2017/01/29
校長室から
日曜日の中日新聞には、上図のような「manaVIVAマナビバ」(※「学び」を考え、知る喜び「viva」を感じてもらえる場になればという願いからのネーミング)という4面にわたる特集ページがある、という話題を、本HP「2017.1.15 新聞読み方講座」で掲載しました。
すると、今日(1/29)は、「運動面偏」についての解説が掲載されていました。基本的に、スポーツ面をじっくり読む私としては、まさに、私自身が思っていることが記載されていました。
今日の記事を既に、ご覧になった方も多いと思いますが、以下のようなポイントが示されていました。
・注目すべき試合は「囲み記事」で選手らの人間ドラマを描きながら、裏側にある「なぜ」に迫っている。
・中部地方に縁のあるスポーツ報道が意識的に掲載されている。
・なじみのないルールや用語も読むことで、理解が進むこともある。
・負けを報じる誌面に、記者の力量や思いが詰まっている。
試合などの結果を知りたいのはもちろんですが、個人的には、特に、その背景にあるものに興味があります。
「作戦はどうだったのか」「どういう心理で試合に臨んでいたのか」「これまでどんな道を歩んできたのか」「日頃から心がけていることは」など、その背景を知ることで、次の試合の見方が随分と変わってきたり、自分の生き方の参考になったりするからです。
競技に張り付くことで、年間100日は家を空けるという記者さん。なかなか大変な仕事ですね。古北っ子の皆さんは、ぜひ、そんな頑張って取材している記者さんの記事に注目してみてはいかがでしょうか。新聞を読む習慣のきっかけにしやすいのは、「運動面」でもありますよ。
(※画像は、1/29付中日新聞の記事(18頁)の一部です)