学校日記

2017.2.17 スマホの時間 わたしは何を失うか

公開日
2017/02/17
更新日
2017/02/17

校長室から

人間関係のトラブルや、ゲームの課金問題、有害サイトの閲覧など、様々な角度からスマホの問題提起がなされていますが、昨年末(2016年12月)に、公益社団法人日本小児科医会が、公益社団法人日本医師会と共同で、これまでの角度と違う形で、その危険性を促す、ドキッとするようなポスターを作成していたことを知りました。
ポスターの見出しが、今日のタイトルの「スマホの時間 わたしは何を失うか」というもの。

ポスターには、以下のものを失うと書かれています。(※以下、ポスターより、引用)



睡眠時間:夜使うと睡眠不足になり、体内時計が狂います(’脳が昼と夜の区別ができなくなります)。
体力:体を動かさないと、骨も筋肉も育ちません。
学力:スマホを使うほど、学力が下がります。
視力:視力が落ちます(外遊びが目の働きを育てます)。
脳機能:脳にもダメージが!!長時間使うと、記憶や判断を司る部分の脳の発達に遅れが出ます。
コミュニケーション能力:人と直接話す時間が減ります。


また、「スマホを置いて ふれあい遊びを」と題した、「外遊び」「集団遊び」「お手伝い」などの大切さを訴えるポスターも、同時に作成しています。

セルフコントロールが身についてない、幼い年齢であればあるほど、そんなリスクも高まることでしょう。

年度が改まるこの季節は、スマートフォンの新規契約が増える時期ですが、本当に必要かどうか、慎重に考え、対応する必要があると思います。

(※関連サイトはこちらをクリック)
公益社団法人日本小児科医会|ポスター「スマホの時間 わたしは何を失うか」(PDFファイル)
公益社団法人日本小児科医会