2017.2.23 全小学校でICT化
- 公開日
- 2017/02/23
- 更新日
- 2017/02/23
校長室から
2月17日付の中日新聞「尾張版」に、上記の「全小学校でICT化」という見出しで、「江南市予算案」の記事が掲載されたので、ご覧になった方も多いかと思います。
これは、平成29年度の夏にコンピュータルームのコンピュータを入れ替えるのに伴い、この機会に学校のICT機器の整備を図るというものです。
現段階では、「予算案」であるため、決定ではありませんが、ICT化に関する新聞報道の内容に若干補足をした上でまとめると、以下のような方向で整備を検討しているようです。
・コンピュータルームのコンピュータはタブレット型に
・教師(担任)に、タブレット端末を配付
・既存の物とあわせて、全教室にプロジェクターを整備
これらの整備が行き渡ると、写真(本校の授業のワンシーン)のように、教師がタブレット端末を持ちながら、データをプロジェクターに無線で送り、プロジェクターから、黒板に貼り付けられたスクリーンに投影する、というスタイルができあがります。
このような授業風景が日常化されるように、整備を図ろうというものです。現在は、プロジェクターや大型ディスプレイの数が、学級数と同じでないため、全学級が同時に使用するということが不可能な状態です。しかし、予算案が承認されれば、全教室に、ICT機器(タブレット端末、プロジェクター、スクリーン)が常設され、「使いたいときに、すぐに使える」という環境が整います。
但し、45分の授業時間のうち、常時使うものではありませんし、必ず全授業で使うものでもありません。しかし、ツールとして、「使いたいときに、すぐに使える」ものにすることで、活用の幅が広がり、分かる授業につながるということが目的です。
個人的にも研究を進め、活用方法を考えていきたいと思います。予算案が審議された後、また、分かる範囲でお伝えできることがあれば、お伝えしていきたいと思います。