2017.2.28 車いすラグビー日本代表選手から学ぶ
- 公開日
- 2017/02/28
- 更新日
- 2017/02/28
校長室から
昨日・今日と、6年生の学級で道徳の授業を行いました。
めあては「車いすラグビー日本代表選手から学ぼう」というもの。テレビのドキュメント番組を編集したものを視聴しながら、小学校を卒業し、中学校に進学しようとしている今、何かを感じてもらいたいと思って準備をした、自作の教材です。
ちょうど、6年生は、体育でバスケットボールをしたり、タグラグビーをしたりしていることで、競技に対するイメージは持ちやすかったと思います。そして、どの学級も、ほとんどの児童が初めて知る競技ということで、映像を見る表情は真剣そのものでした。
授業では、車いすラグビー日本代表選手の二人をクローズアップして、これまでの経緯や、チームの中での役割、あるいは目標など、様々な部分を見てもらい、優勝を果たしたリオ・パラリンピックアジア・オセアニア予選の試合の一部をみてもらいました。
そして最後に、今日の授業の「題名」を記入し、二人の選手から学んだこと、中学生で心がけたいことについてまとめてもらいました。
すると、「題名」には、「努力」「協力」「全力」「あきらめない」「やり遂げる」…など、様々なキーワードが出てきました。道徳の内容項目で言えば「希望・努力」「信頼友情」「役割の責任の自覚」などでしょうか。それぞれに何かを感じてもらえたようです。
次期学習指導要領では、「特別の教科 道徳」で、「授業1単位時間につき、一つの内容項目に限定するのではなく、複数の内容項目を関連付けた指導を行ってよい」という案が出されています。今日は、参観した先生には、そんな授業の一提案もできたと思います。
個人的には、楽しく授業ができました。
しかし、6年生がどんな感想をもったか、知りたいところです。また、ご家庭でも聴いていただければ幸いです。サンドバッグ状態にならないことだけは期待したいと思います(笑)。