2017.3.10 放送室の放送卓が替わりました
- 公開日
- 2017/03/10
- 更新日
- 2017/03/10
校長室から
今年度、少し前から工事に入っていただき、市の予算で、校舎内放送室の放送卓を新しくしていただきました。
というのも、一斉放送がうまくできないことがしばしばあり、緊急時や行事に対応できない恐れがあったため。お父さん、お母さんが古北小に通っていた時代からがんばっていた機械は、「おじいさんのクラリネット」ではないですが、さすがに寿命がきたようです。
ということで、間もなく設置工事が終了するのですが、見てみると、さすが最新の機械です。
「音声卓」と「映像卓」の二つで構成される「放送卓」。
特に「映像卓」は、「映像セレクター」(映像元を選択する機械)が、家電によくある、表面が塩化ビニルに覆われた、「フラットなプッシュボタン」となり(写真枠内左上)、パネルの凹凸がなくなりました。いかにも今風です(やがてビニールが破れないかどうかは心配なところですが…)。
そして、選択する映像元も、これまでの「三色ピン」(音声赤白・映像黄のおなじみのピン)の外部入力以外に、「ビデオカメラ」「DVD・Blue-Ray Disk」「書画カメラ」「パソコン」などを選べる仕様になっているということ。
接続端子は、これまでの三色ピンの端子だけでなく、「RGB端子」(主にパソコン)、「HDMI端子」(写真枠内右下)が取り付けられており、高精細度のデジタル機器に対応できる仕様となっています。
とは言っても、教室にあるディスプレイがデジタル対応でないため、アナログに変換しての出力することになっているところはご愛敬。近いうちに、教室のディスプレイもデジタル対応の機器に新しくなり、一斉放送で活用できることを期待しています。
さて、放送委員会を始め、各委員会の委員さんが放送室を訪れ、新しい放送卓に触れる姿は、やはり嬉しそうで、なんだか得意げな様子です。これまで使用することがなかった「コールボタン」も使い、おなじみの「ピンポンパンポーン♪」と軽快なコールチャイムが聞こえると、ワクワクしているのが伝わってきます(笑)。
新しくなった放送卓をいとも簡単に使いこなすあたりはさすが現代っ子です。おそらく、この先数十年は、この機械を使うことになると思います。大切に使うと共に、有効に使ってほしいと思います。