学校日記

2017.3.12 ゴッホとゴーギャン展

公開日
2017/03/12
更新日
2017/03/12

校長室から

昨日は、愛知県美術館で開催されている「ゴッホとゴーギャン展」を観に行きました。
会場は、老若男女、多くの人であふれていましたが、その多さと言えば、エレベーターの乗り場や、会場入り口に列ができるほど。その人気と関心の高さがしっかりと伝わってきました。特に、休日ということもあったと思いますが、小学生もかなりいました。

ゴッホの作品展は、2011年2月に、名古屋市美術館で「没後120年 ゴッホ展」というものがあり、そのときも足を運びました。その時の展覧会では、ゴッホが、その画風をどのように変化させていったかが分かる構成になっていましたが、今回の展覧会でも、ゴーギャンとの関わりを中心に、二人に影響を与えた画家の作品も展示され、その関連と画風の変化が分かるような構成になっており、興味深く観ることができました。

わずか37年という短い生涯だったゴッホですが、そんな短い間に、随分多くの表現にチャレンジしていたことが分かります。
名画と言われる作品が、そんな変遷を経てたどり着いた画風であるということを改めて知ることができ、また一つ学ぶことができました。

冒頭に記述したように、小学生の姿をたくさん見ましたが、今回の展覧会で「いいな」と思ったのは、全ての作品ではないですが、所々に小学生向けの解説が加えられていること。絵の見所を分かりやすく解説し、どのように絵を観ると良いかが分かります。

そして、「本物を観た・触れた」という事実は、いつか生きてくるように思います。
特に本物は、作品の大きさや、筆遣い、緻密さなど、様々な部分が見えてきます。画集などでは伝わらないものです。

開催期間は、3/20(月・祝)までです。中学生以下は無料です。ぜひ、まだご覧になられていない方は、ご家族で足を運ばれてはいかがでしょうか。

(※以下から、展覧会の内容や作品の一部を知ることができます)
ゴッホとゴーギャン展