学校日記

2017.3.15 6年生修了式

公開日
2017/03/15
更新日
2017/03/15

校長室から

今日は、6年生が、卒業式より一日早く、修了式を行いました。
予行練習に続いて行われた式でしたが、しっかりした態度で、集中して臨むことができました。さすが6年生ですね。

修了式式辞は、以下の通りです。



ただ今は、6年生87名のみなさんに、修了証を授与しました。これは、「6年生」を修了すると共に、みなさんにとっては、小学校6年間を修了するものです。
このときの「修了」という漢字は「終わり」ではなく「修める」の「しゅう」を用いた「修了」となります。

この「修了」という言葉は、「きれめなく整え終えること」を表しています。

皆さんは、小学校での学業を全て整えるようにして終えたということです。しかし、学ぶことに終わりはありません。4月からは、中学校での学びが待っています。中学校を卒業すれば、ここにいる多くの人が高校に進学し、その後はまた大学や専門学校に、さらには大学院へ行き学び続ける人もいるでしょう。また社会人になっても資格をとったり、新しい仕事を覚えたりするために学ぶことがあるでしょう。学びへの追求は自分の意志や意欲があれば、永遠に続いていきます。

「玉磨かざれば光なし」ということばがあります。
どんなによい玉でも、磨かなければ輝かないように、すばらしい才能をもっていても、自分を磨かなくては、才能を発揮できず、優れた人物にはならないという例えです。
小学校の6年間で身につけた力をさらに伸ばすためにも、これからも自分自身をどんどん磨いてください。そうです。ここで言う、「磨く」と言うことは、「学び続けること」「鍛え続けること」です。
そして、それぞれのかがやきを放ち、社会で活躍できる人になってほしいと思います。

さて、明日は卒業式です。この「卒業式」の正式名称は、「卒業証書授与式」です。卒業証書を授け渡すことが本来の目的の式です。
ぜひ、卒業証書を受け取るときに呼ばれる名前に対する「返事」に、皆さんの心をすべて込めてください。
参加された家族の方、来賓、4・5年生に、さすが6年生、さすが古北っ子というところを見せてください。
そして、3学期の合言葉の「整える」「今日より明日」とあわせて、これまでの練習の成果を発揮し、素晴らしい式にし、今日より温かい卒業式にしましょう。

そして、式を終えて退場するときは、笑顔で退場しましょうね。