2017.3.29 とにかく逃げて
- 公開日
- 2017/03/29
- 更新日
- 2017/03/29
校長室から
関東地方で、悲しいニュースが入ってきました。小学3年生の女の子が亡くなった事件です。
今年度、本校から発信した不審者情報は9件でした(市内7件、一宮市春明・扶桑町山名各1件。記事はこちらをクリック)。「つきまとい」や「声かけ」、悪質なものはナイフや包丁をちらつかせたり、実際に体を触ってきた者もいました。恐いところです。
そんな中、すでにご覧になった方も多いと思いますが、3月28日付中日新聞の「県内版」に、「とにかく逃げて」という見出しで、「被害を防ぐ手立て」について、書かれた記事が掲載されていました(Web版はこちらをクリック)。
その記事によると、以下の三つのポイントが見えてきます。
●場所を事前に下見をしていないが86%で、場当たり的な事案が多い。
●「逃げられたらすぐにあきらめる」「20m以内であきらめる」はあわせて74%で、逃げることは有効な手段。
●帽子、マスク、サングラスのいずれも着用していないケースは約80%。不審者は、逆に不審者っぽくない服装であるのが特徴。
以上のことから、「普通の装い」の人から、ある日突然、事案にまきこまれる可能性があるということが浮かび上がってきます。しかし、その時に、逃げれば「不審者は諦める」ということもあり、とにかく、何かあったら逃げることが大切であることが分かります。
暖かくなると、不審者が増えるなんてことも言われます。これからの季節、交通事故防止とあわせて、不審者からの防犯も気をつけてほしいと思います。
ぜひ、ご家庭でも話題にしていただければ幸いです。