学校日記

2017.3.31 別れの季節によせて

公開日
2017/03/31
更新日
2017/03/31

校長室から

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昨日の本HP内で紹介したように、本日をもって、5名の先生方が異動・退職となります。愛知県の場合、児童・生徒や保護者・地域の方が、3月30日になって、初めて「異動・退職」を知るという仕組みになっており、そんな発表に驚かれることがよくあります。

春休みになり、お世話になった先生方に児童・生徒が声をかけようにもかけられず、学校を去られることもあります。そんなことを解消するために、愛知県の場合は、4月に入ってから「離任式」があります。しかし、近年、その「離任式」を取りやめる地区・学校が増えており、児童・生徒が「ありがとうございました」の、挨拶もできずに去られる傾向にあります(※江南市はH29年4月に、離任式を実施)。

さて、「ドン・キホーテ」の著者で有名な、ミゲル・デ・セルバンテスは、次の言葉を残しています。
「心の中で感謝するだけなら、本当の感謝ではない。自分は行動の中で感謝を示そう」
個人的には、この言葉をとても大切にしています。
確かに、去られる人に感謝の気持ちを伝えるには、思いや言葉も大切でしょう。しかし、お世話になった方が去られた後、その方々に、「大丈夫です。私は頑張っていますよ」「以前より、さらに成長しています」という姿がどこからともなく伝わることで、本当の感謝の気持ちを伝えられるものだと思っているからです。

古北っ子の皆さんには、ぜひ、これまで以上に成長して、自分も古北小も、さらにパワーアップさせ、お世話になった先生方に、「感謝の気持ち」を伝えてほしいと思います。

保護者・地域の皆様、28年度は大変お世話になりました。29年度も、地域に誇れる学校づくりをめざしてまいります。引き続きご支援・ご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。

また、拙い文章ではありましたが、一年間、「校長室より」の記事をお読みいただき、ありがとうございました。私は、29年度も引き続きお世話になります。新年度も、小まめな情報発信を継続していきたいと思います。よろしければ、引き続きご覧ください。よろしくお願いいたします。