2017.4.19 全国学力学習状況調査
- 公開日
- 2017/04/19
- 更新日
- 2017/04/19
校長室から
ご存じの通り、昨日(4/18)は、全国学力学習状況調査が全国的に実施され、本校も行いました。
今年度も、児童を対象に、主に「知識」を問う「国語A・算数A」と、主に「活用」を問う「国語B・算数B」の教科に関する調査が行われ、学習意欲,学習方法,学習環境,生活の諸側面等に関する、質問紙調査が行われました。
既に、本日(4/19)付の新聞に、問題が掲載されていたため、どんな問題が出題されていたか、ご覧になった方も多いかと思います(次のサイトからもご覧になれます:「平成29年度全国学力・学習状況調査の調査問題・正答例・解説資料について」)。
調査の目的は、以下の通りです(文部科学省HPより)。
•義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から、全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握・分析し、教育施策の成果と課題を検証し、その改善を図る。
•そのような取組を通じて、教育に関する継続的な検証改善サイクルを確立する。
•学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の改善等に役立てる。
夏以降に出される結果について、本校の傾向をつかみ、今後の指導に生かしていきたいと思います。
今年度も、「B問題」を見ると、実際の生活の中で起こりそうな事象をとりあげており、生活していく上で、身につけているといい力を問う問題が並んでいます。
これからの時代は、「一問一答」の問いは、「AI(人工知能)」が人間に代わって解答を出してくれるようになるのでしょう。しかし、正解ではなく「最適解」を求める力が要求されるこれからの時代は、多角的に思考する力が求められます。そんな思考ができるよう、普段から、新聞を読んだり、見聞を広げる行動をしたりし、勉強以外で身に付ける知識も獲得できるといいかもしれません。
また、「児童質問紙」には、これまでなかった、「学校から帰ってからの過ごし方」「休日の過ごし方」「登校時間」「国際的な事象に関する興味・関心」など、新しい設問もいくつかありました。
どんな傾向が見えてくるのか、文科省のクロス集計に対する考察を待ちたいと思います。
(調査に関するサイトは以下をクリック↓)
■全国的な学力調査(全国学力・学習状況調査等)(文部科学省HP)
■教育課程研究センター「全国学力・学習状況調査」(国立教育政策研究所)