学校日記

2017.4.20 地域の力

公開日
2017/04/20
更新日
2017/04/20

校長室から

昨日・本日と、3〜6年生の歯科健診が行われています(1・2年生は来週)。
  
保健室で健診を行っていますが、児童の動きは次のようです。
1 保健室の隣の「ひまわりルーム」(多目的教室)で待機をする。
2 「ひまわりルーム」から、約10人が、タイミングを計って、保健室前の廊下へ移動する。
3 保健室前の廊下で、保健室内に入るのを待つ。

プライバシー保護の観点から、健診が行われている保健室に多くの児童を待機させることなく、上記のような形をとっています。かといって、ただ廊下で待つだけでは、時間も無駄になってしまいます。

そこで、本校は、読み聞かせボランティアの「わんぱく団のひみつきち」のみなさんに、様々な形で協力をいただいています。本校のように、大きくない学校は、協力できる教職員に限りがあるため、大変ありがたいボランティアです。

まず、写真左のように、「ひまわりルーム」で待っている間は、絵本の読み聞かせを行っていただきます。楽しく順番を待つことができ、時間を有効に使えます。
写真中は、ひまわりルームから保健室前に、10人の児童を連れて移動をしているところです。基本的に、無言で移動できますが、すぐ目の前の保健室で健診を行っているということ、「静かにね」と声をかけていただきながら移動をします。そして、待機場所の廊下には、扉も並んでいるため、その前に座らないよう、並ばせて、座らせていただいています。
写真右は、保健室入り口にて、児童の入室などを指示していただいています。

その他にも、休み時間を挟むようなタイミングであれば、廊下で、静かに移動するよう声をかけて(プラカードを出して)いただいたりもします。

こうした、きめ細かなフォローで、落ち着いた雰囲気の中で、スムーズに健診を実施することができています。「わんぱく団」のみなさんのおかげです。

本校は、平成30年度より、コミュニティ・スクールとしてスタートしますが、こうした「ちょっとした力をお借りする」ことが、学校にとって、とてもありがたく、児童の成長にプラスに働く力となります。

今年度、このような「学校に力を貸してもいい活動」を「学校運営協議会推進委員会」にて、洗い出していただく方向でいます。

今後は、これまでに加え、より地域の力をお借りしながら、よりよい教育活動を展開していきたいと考えています。地域・保護者の皆様は、よろしければ、ぜひ、お力をお貸しください。