2017.5.4 今どきの子どもの情報機器利用
- 公開日
- 2017/05/04
- 更新日
- 2017/05/04
校長室から
大型スーパーに行くと、休憩スペースなどで、携帯型ゲーム(DS、PSVita等)で遊んでいる子どもたちの数と同じように、最近は、スマホやタブレットPCで遊んでいる子どもたちを見るようになりました。
さらに、よく見ると、明らかに未就学児である小さな子どもが触っている場面をよく見ます。しかも、慣れた手つきに驚かされることもしばしばあります。
最近、この「未就学児の情報機器利用」が話題になっています。生まれたときから存在しているわけで、冷蔵庫や電子レンジと同じように、当たり前の「家電」の一つですから、当の本人(未就学児)にとって、違和感はないはずです。
しかし、私たち大人が幼い頃は、携帯型ゲーム(形は違えど)はありましたが、スマホやタブレットPCなどは存在しなかったため、果たして、未就学児に触れさせることがどのような影響を与えることになるのかは、手探りの状態です。今の幼い子どもたちが、10〜20年後、10〜20代になったときに、どんな若者になっているか、その時になって、初めて検証できるような状況です。
そんな中、「子どもたちのインターネット利用について考える研究会」というサイトに、「未就学児の情報機器利用 保護者向けセルフチェックリスト(3歳から6歳)」というものがあります。未就学児でなくても、小学生に置き換えても、十分に通用するものです。
学校で「情報機器の使用の仕方について指導をしてほしい」という声がよくあがります。しかし、現在では、上述のように生まれてから存在している機器であり、テレビとの接し方と同じで、もはや「家庭でどう指導するか」が大切になってくる時代になったと思います。
ぜひ、一度、ご覧になってはいかがでしょうか。
(※関連サイトは以下をクリック↓)
■子どもたちのインターネット利用について考える研究会
■未就学児の情報機器利用 保護者向けセルフチェックリスト(3歳から6歳)(PDFファイル)