2017.5.15 朝礼校長講話
- 公開日
- 2017/05/15
- 更新日
- 2017/05/15
校長室から
今日は、以下のような講話をしました。
(左上写真をパッと見せると「あぁ!」の声)
この人形を見たことがある人?たくさんいますね。
この人形は、正門から登下校する古北っ子を見守ってくれている人形です。
登校では「おはよう」、下校では「おかえり」のメッセージを読むことができます。
うれしいですね。これは、KSVでもお世話になっている方が作ってくださったものです。「名前をつけてくれてもいいですよ」とのことだったので、名前を考えてくれた人は、校長先生まで教えてくださいね。
さて、自分をふり返ってみましょう。自分はどちらのタイプに当てはまりますか。
1.誰かが見てくれているとがんばれる人
2.誰も見ていなくてもがんばれる人
宿題をする場面などを当てはめてみるとよくわかると思います。
いろいろなタイプの人がいると思います。
では、こんなことはないですか。
・誰もいないから、トイレのスリッパを整えなかった
・先生もいないし、たまにはKSVの人に、あいさつをしなくてもいいや
・信号や横断歩道がないけど、誰も見ていないから道路をわたっちゃえ
本当に、誰も見ていなかったでしょうか…。
昔からこんな言葉があります。「おてんとさんが見てる」。
「おてんとさん」とは、何のことでしょうか。(「神様」「空」などの声)
おてんとさんとは「お天道様」のことで、太陽のことです。
昔の人は、「誰も見ていなくても、太陽が見ているから、悪いことはできませんよ」
と自分たちを戒めていたのです。
校長先生はこう思います。
「おてんとさん」は「未来の自分」というように考えられるのではないかと。
何か、よくないことをしてしまいそうなときに、未来の自分はそのことを許してくれるでしょうか。「未来の自分」が「それで、いいの?」と聞いてくれるような気がします。
誰も見ていなくても、「あいさつ」「整理整頓」「掃除」「交通ルールを守る」ことがきちんとできる人でありたいものです。
「きちんとできる人」であれば、きっとすばらしい「未来の自分」になると思います。
ぜひ、そんな古北っ子であってください。