学校日記

2017.5.17 3年生の社会科では

公開日
2017/05/17
更新日
2017/05/17

校長室から

1・2年生の「生活科」から、3年生になると「社会科」と「理科」に分かれます。

中でも、社会科は、学年を追いながら系統立てた内容になっています。
3・4年生では「自分たちの住んでいる身近な地域」(例えば江南市)について学び、続いて、少し広い身近な地域である地元の「都道府県」(例えば愛知県)について学びます。さらに、5年生になると「日本の国土」について学び、6年生になると歴史と絡めて「国際理解」について学ぶという、確実に視野が広がる内容になっています。

特に、写真は、3年生の社会の様子ですが、地域を学ぶための学び方や、学ぶ対象について学習を進めています。6月になると、「地域探検」をするため、その基礎知識や予備知識を学んでいるのです。

地域探検では、「地形」「土地の利用のされ方」「主な公共施設」「交通の様子」「古くから残る建造物」などについて調べ、学びます。分かったことを白地図に書き込めば、地域の姿が俯瞰できます。

また、あわせて地図記号や方位について学ぶので、地図の読み取りの基礎を育んでいきます。
しかし、地図上で八方位が分かっても、実際に道を歩くと分からなくなるのが、江南市。特に、市の北部に位置する本校区を初め、草井小校区、藤里小校区、宮田小校区などは、幹線道路などが東西南北の縦横ではなく、「西に向かっていたら北になった」「南に向かっていたら北になった」となるような、初めて訪れた人にはなかなか厳しい地域です。
旧街道に沿った道が整備されたことから、このような道路になっていますが、そんなことも、学びとることができるといいですね。

覚えることがたくさんありますが、知識が増えると、様々なものがつながり、「点が線」になり、さらに学習意欲も湧いてくることと思います。

3年生のみなさん、ぜひ、楽しみながら学びを進めていってくださいね。